過敏性腸症候群漢方で改善されました。
2023年 06月 23日高校生の頃より緊張するとお腹の張りを感じる。朝の排便がなく、3年前より便秘が酷くなり、毎日便秘薬を服用。1錠では効かないが2錠飲むと軟便になり緊張するとお腹を下す。三年前より急激なダイエット。生理不順、経血は少ない。手足が冷えてむくみやすい。便通が良くなるように水分を意識して取るようにしている。
弁証:血虚腸燥.肝気犯胃 治則:補血.潤腸通便.疏肝理気
舌診:舌淡白、やや胖大、舌苔:厚苔白
朝食は菓子パンとコーヒーをやめて、ご飯と味噌汁、納豆、海藻などを意識。水分もお白湯に変えて必要以上にとらないように。漢方服薬開始12日目、お腹の張りが楽になり便通が良くなる。漢方服薬開始28日目、生理前の体調不良(イライラ、気の落ち込み)が楽になる。漢方服薬開始42日目冷え性がかなり改善。
成長期の急激なダイエットはホルモンバランスの崩れを生み、便秘を始めとする様々な症状に繋がります。胃腸が元々弱い上に少し過剰な水分摂取は腸を潤すこととは逆に体に必要な血の働き(潤腸)を妨げて便秘になることがあります。過敏性腸症候群の方はやや肝の気が強く巡りが悪い方が多くこういった方程、漢方の提案の前に朝からちゃんとした食事を摂取する食生活の改善が大切です。主訴が早く改善出来たのも食生活の改善と水分摂取量を増やして補血活血により代謝機能が高まった事によるものだと推測される。
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by haruranman2014
| 2023-06-23 12:22
| 胃腸、消化器系関連
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