喉の違和感と慢性の咳込みが漢方で改善されました。
2022年 11月 25日59歳女性。瘦せ体質、仕事で疲れると声が枯れてでない。痰が絡み、喉の不調が改善されない。気候の変わり目は鼻トラブルが多い。頭痛や肩コリがひどい。慢性的な睡眠不足。症状は就寝前が特に酷く、病院では軽い喘息と診断された。胃腸も弱く食べ過ぎると次の日は症状が重くなる。
弁証:脾虚湿熱 脾失健運 治則: 化痰利湿 補脾益気
胃腸が弱い上に甘い飲食をされる方は咽喉や鼻トラブルが多いです。脾胃を整えてしっかり身体を作る栄養をとる事が基本になります。脾の働きの失調は水分代謝の低下から体内に「湿(余分な水分や汚れ)」が溜ります。漢方服薬開始25日、朝の目覚めが良くなり朝に辛かった咽喉の調子がよい。漢方服薬開始72日目、夕方から夜に起きる咽喉の不調が改善される。漢方服薬開始124日目、胃腸の不具合は改善され、鼻のトラブルと頭痛も改善。
咽喉の不調も沢山のタイプがあります。体質ごとに見極める技量が必要。この方の場合、胃腸の以上に冷たい飲食が多く食生活の改善をお願いしました。鼻トラブルや咳込みが治りにくい方は脾胃が弱い方が多いです。このタイプの方はまず溜った湿を取り除きスッキリさせる事が基本。過度な飲酒、辛い物、脂っぽいものも脾胃の負担になります。入眠時間を早くする事で寝る前の飲食量を減らす事にも繋がりました。
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by haruranman2014
| 2022-11-25 13:02
| 内科関連
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