ペットについて考える 犬、猫達と漢方 第一回

ペットについて考える

犬、猫達と漢方

 

記：満先生

 

～犬の目線より～

 

僕たちは動物。

読んで字のごとく「動く物」なんだ。

 

みんな以外と僕たちの行動を知らないんだ。

僕たちは古来、狩りをする習性があるんだよね。

みんなで群れをなして獲物を追いかけ、取り囲み、仕留める。

かなりの有酸素運動なんだよ。

僕たちの脚の筋肉には、持続力が要求されるわけさ

筋肉には二種類あって、赤筋と白筋があるんだよね？

持続力を要求されるのが赤筋。

瞬発力を要求されるのが白筋。

僕たちは獲物を追いかけ、追い詰めて仕留める時には赤筋を使うよ。

身を潜めて、ゆっくり近づき、一気に襲いかかる時には白筋を使うよ。僕は、白筋を使う短距離タイプの狩りが得意だよ。

でもね、最近、筋肉が弱ったと感じるんだ。最近、家の塀に猫が来るんだ。塀にマーキングをする為なんだろうけど、オシッコする。主人様がいつも悲しんでいるから、猫が来たら吠えつけてやるの！そうするとね、この前なんか逃げるばかりか、庭に降りてくる。馬鹿にしてない？

腹がたって自慢の白筋を使って追いかけたんだ。

でもねぇ、逃げられちゃったよ。

猫科の動物は瞬発力で狩りをする動物だから、白筋の割合が高いんだって！やはり、猫には瞬発力ではかなわないや

僕たちは、赤筋を使う有酸素運動が必要なんだよね！

でもね、僕たちは早くにお母さんから引き離されてしまい兄弟同士でじゃれあって遊ぶ事が出来ないんだ。つまり、有酸素運動が出来ないんだよね。

ご主人様の愛情は嬉しいんだけどね。

道路のコンクリートやフローリングでの運動もいいけど、本当は広い場所でリードを外してもらい自分の意思で走りたいんだ。

でも、無理だよね。

現実は厳しいということさ。

あとね、僕たちは実は夜行性なんだよね。

犬の体内時計の仕組みを考えると、運動時間は日が沈んでからが最適なの。 これもご主人には言えないや。

僕たちのライバル、猫も同じなんだよね。そういえば猫たちの間では猫知覚過敏症という病気があるらしい。

愛媛で暮らしている猫のジュリアンという女の子が知覚過敏症で漢方薬局春爛満さんで相談したんだって

理由は動物病院では強い薬が出るものだから、昔から動物漢方で有名なこの薬局に相談したんだって？

この店の満先生は、知覚過敏症の原因は肝気鬱結、心火化旺だって？

やはり漢方は難しいや

また、来月も読んでね！

ぢゃあ

 

漢方薬局「春爛満」では、 子宝相談（不妊相談）、子ども（子供）の漢方、腰痛、関節痛、脊椎管狭窄症、膝痛、神経痛、皮膚病、更年期障害。 

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